【笑顔】

2022.9月吉日

 

 こんにちは。

先日、8月に音健アワードの動画に御協力頂いた、ある施設様へ訪問し、施設長様とお話しをして来た時の話です。

 

毎年恒例、郷土芸能の家元の方々を招き、うたや演奏を楽しまれ、うたい踊る利用者様とスタッフの方々。そこには笑顔が溢れていました。

これでもかという程、「今」という時間に精一杯、利用者様をひたすら笑顔にさせて

行きます。どじょうすくいの格好をしたり、腹巻き姿で変なおじさん?www

^ ^ ぐるぐるメガネにむっちむちの女装をするスタッフさんに、ゴリゴリのロリータファッションwww    その姿で一緒に郷土芸能をうたい踊っていきます。…いいね


※もちろん無理に仮装させたりはしていませんよ。

ご希望の利用者様が、被りものなどをされていらっしゃいました事にを補足しておきますね。

☺️

 

 笑いすぎて涙、涙、いつの間にかそんなスタッフ様や利用者様の姿に出会えた事、音楽レクリエーションを通して介護の現場に関わらせて頂いた事に、心の底から感謝の気持ちが溢れ、心の中で手を合わせている自分がいました。「みなさん、これでもか、これでもかって程、笑いをとって行きますね。とても勉強になりましたし、沢山笑って幸せな時間でした。ありがとうございました」。

 施設長様に気持ちをお伝えした所、

「私達は、人生の終わりに関わらせて頂いています。長い長い人生の集大成のこの時間、多くの利用者様は、いつお迎えがくるかもわからない、あとは死ぬだけだ、と仰る。貴重な人生のエンディングの僅かな時間の中、せめてここ(デイサービス)に来て頂いている時間は、沢山笑って、笑って、笑って行って欲しい。ただただそういう気持ちなのです」。と話され、利用者様への愛情がとても伝わって来て気が付けば、私は施設長様の瞳に惹きつけられ、熱いものが溢れそうになっていました。

 もちろん、いつどちらの施設様にお伺いする際もこの時間を楽しんで頂こう、という想いのバトンを受け取らせて頂き頭が下がる想いですし、精一杯努めさせて頂きます。

 

 今回、施設長様のお言葉がとても胸に響き、気付けばこれまでセッションをさせて頂いてきた施設のスタッフ様や、利用者様の沢山の笑顔が次々と浮かんできて、胸がいっぱいになりました。きっと秋のお彼岸で、祖母や、お空にいる利用者様も見守っていてくれているのかもしれません。余談になりますが私は小学一年生から中学3年生まで、祖父に先立たれた祖母と、音楽教師のおじの家で過ごしました。祖母はカラオケが大好きでほとんど毎日、ラジカセで美空ひばりさんや、細川たかしさんなどのうたをうたっていました。ランドセルを背負って家の前まで帰って来ると、聴こえてくるおばあちゃんのうたう声。「やーぎーりーのーぉーっ、わたぁーしぃぃー」…「おばあちゃん、きょうも元気だねー」。よくご近所さんに話しかけられたものです。大好きな音楽と共に、いつも楽しそうな祖母でした。

 

懐かしいです。^ ^

 

秋空を眺めながら

改めて音楽レクリエーションの活動をしていて良かった、これからも笑顔と共に大切にして行こうと思うことができた、佳き一日となりました。

 

施設長様

大変良いお話しを、気づきを下さりありがとうございました。

これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

 

おはぎを食べて、おばあちゃんの歌声を思い出そうかな。

笑顔でね♪

ありがとう、おばあちゃん。ずっと大好きだよ。

この気持ちを大切に、これからも活動して参ります。

 

♯笑顔

♯音楽レクリエーション

♯デイサービス

♯おばあちゃん